綱渡り生活。

先週末はママノワの1周年企画を無事に開催することができた。
もう私の周りが素晴らしい方ばかりで
本当に優しくて優しくて温かくて温かくて。。

ありがとう以外にもっと言葉はないかと探すけど
もう本当に「ありがとう」しかない・・

そんな素晴らしいイベントの裏側では
「要介護4の母を横浜から大阪へ連れてくる」という大きなミッションが。

本当はイベント終わった週明けに迎えに行く予定が
母のお世話をしていた兄が「もうもたない・・」と介護に疲弊してしまい、
1週間前倒しで迎えに行くことに。

妹と二人で、朝4時起きで新幹線に乗り横浜へ。
車椅子に乗せた母を連れてとんぼ返りでお昼の新幹線で大阪へ。
予定していた施設は6/10まで入居できないので
それまでの1週間は近所の特別養護老人ホームのショートステイでお世話になることに。

いきなり知らない場所に連れて来られて
さぞ混乱するかと思った母だけど
何がなんだかよく分からないという表情だけど
ひとまず穏やかに過ごしている。

そしてママノワのイベント中に
施設の賃貸契約、施設に入居するための準備(消耗品や衣類、寝具などの買い物)をして
無事に入居。

ものすごい綱渡り状態のスケジュールで
「わたし、だいじょうぶかしら・・・?」と思っていたけど
関わってくださるすべての方のおかげで
こうして日記を更新する時間がやっとできた。

・・
兄は誰にも頼らず一人で介護をやっていた。
ひとまず介護認定受けようよ!
もっとサービスを頼ったらいいのに!
もっと妹を頼ってよ!
大変さを私にも分けてよ!
・・と何度も喧嘩してしまったけど
なかなか想いが届かず、結局兄は限界を超えて心身のバランスを崩してしまった。

今回横浜から連れてくる時も
介護タクシーの方
新幹線のJRの方
ショートステイ先の方
施設のケアマネージャーさん
みんなが母が無事に大阪に来れるよう親切に配慮してくれて。

そして横浜に1か月に三回も往復する生活で
家のことをほったらかしにしていたけど
家族も心強い戦力になってくれた。

「世界は本当に優しいんだよ」
「人と関わることって素晴らしいんだよ」
・・ということが兄にも少し伝わったのなら
今回のことはひとつ意味のあることなんじゃないかな。

私にとっても
今回のことで感情は大忙しだったけど
この綱渡り生活で
結構体力はついたんじゃないかしら?!
そうそう、富士山も登るんだった!!
今年はやっぱりそういう年なんだな。

すべてはなるようになる!

・・・とはいえ、
なかなかやっぱり認知症を受け入れるのがきつい。
私にもゆっくり心のリハビリが必要みたい。

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