久々の故郷

ちょうど先週の今日。
金曜の晩は夜行バスに乗っていた。

行き先は生まれ故郷の高知。
目的は「父に会うため」
高知は何年ぶりだろう。
実家はもう引っ越してしまって別の人が住んでるし、
母も高知に住んでいないし
父は仕事が忙しいと言うしで
もうずっと行けずで。

春に老いた母の姿を見たときに
とてもショックで、
またそのうちに・・と先延ばしせず、
会いたいと思ったら会おう。

妹と高知行きを決めて
二人で旅行することに。

独身の頃は帰省といえば夜行バス。
今回も1泊だったのでフルで時間使えるよう夜行バスを選択。
懐かしい気持ちで乗り込んだものの、
後ろの席のクセ強おじさんの独り言と咳払いが気になって
安眠できず(笑)

それでも翌朝5時すぎに高知駅のバスターミナルに到着。

高知駅もだいぶ変わったなあ。。
昔は駅の北側は車庫みたいな原っぱだったような。。

そして車で登場したのは78歳になった父。
現役で仕事をしているのもあって
かなり元気な様子。

父の運転で
恐ろしいほど昔の記憶がある妹のエピソードトークをBGMに
生まれ故郷の須崎や

そして四国カルストの「天狗高原」へドライブ。
天狗高原は寒いくらい涼しかったなあ。

夜は飲み屋さんへ。
焼酎を飲みながら上機嫌の父と
母のこと、家のこと、生き方のこと、色々語る時間。
今までほとんど語られることのなかった祖父や祖母のことも
ファミリーヒストリー風に聴けた。

母とは別々に暮らしているけど
きちんと自炊もしてるし掃除や洗濯もちゃんとしているようで
このまま元気でいてほしいなと願うばかり。
母と離れてもずっと高知に住み続ける父に
「高知好き?」って聞いたら
父「いや、好きじゃない。仕事があるからいるだけだよ」
私「じゃあどこでも行けるならどこへ行きたい?」
父「ウクライナだな」
・・
今はUターンとはIターンと流行っているけど
高知にずっと住んでいる本人は
当たり前すぎるこの景色に感情を動かしたりすることはないんだな。。

翌朝は高知で有名な日曜市へ。
ホテルがすぐ近くだったので
荷物をフロントに預けて
ぷらぷら散歩。

コテコテの土佐弁を耳にしながら
昔なつかしい飲み物を見つけたり、
名物のいも天も食して大満足。

そして帰りのバスで
まさかの!?
あのクセ強おじさんが妹を挟んで隣に座ってた。。

妹と二人旅をするのは初めて。
お互い子どもたちが成長して
こんな風に家を空けることもできるようになって
感慨深い。
昔はよく喧嘩してたなあ。。
大人になると友達みたい。
1歳差だし。
しかも私が9月生まれで妹が翌年の10月生まれ。
自分が母になってみて初めて私がミルクで育てられた理由が分かった(笑)

今回久々に帰ってみて
高知はやっぱりいいとこ。
そして「遠い」けど「近い」
また来よう。

 

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