相容れないもの

昨日観た映画「マイエレメント」
エレメント(元素)の世界で、火でできている主人公エンバーと水でできているウェイドとの恋の話だけど、
単純な恋愛話じゃなく、色んな事に通じる生き方の話だった。

この日、ちょうど友達の助産師さんによる
「親子で学ぶいのちのおはなし」に参加して
自分の「好き」を「好き」と言えること。
誰かの目や評価を気にして自分の気持ちに蓋をしたりせず
自分らしくいられることの大切さを
再確認したばかりだったので、
エンバーの気持ち、勇気、その背中を押したウェイド。
全てに感動した。

火と水は相容れず一生交わることはできない!
とお互い思っていたけど
境界線の幅の中で交わることができた。

もしそれができるのなら、
絶対に合わないわ!って思っている人とも
もしかしたら分かり合える「境界線の幅」があるのかもしれないな。

エンバーは勇気を出して新しい世界へ。
世界はひとつでありひとつじゃない。
火や水や風や木や土がお互いの存在を認めながら
心地よく暮らせる世界。

先日凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」という本を読んでハッとさせられたこと。
私は「人は自由に生きるべきで、誰かや何かに縛られてかごの中の鳥になるのは不本意なことなんじゃないか」と思っていたけど、それは偏った考え方だった。

不自由を選ぶのもその人の自由。
尊重すべきことなんだな。

「みんな違ってみんないい」のは分かっていたはずなのに。

ママノワは「ありのままの私を感じる場所」
だから
誰のどんな選択も大切にしようと
あらためて意識した今週。

 

 

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