先週修学旅行に行った
小6次女のはなし。
修学旅行の係り決めで、
じゃんけんに全負けした結果、
本人的には一番やりたくなかった
「宿をでるときの退所式で130人の前でホテルの方へのお礼の挨拶をする」という役に当たってしまったそうで。
ひぇー!!35人の教室の中でも発表苦手なのに、、、
6年間参観に行っても挙手する姿を一度も見たことない(笑)
そんなお役目が決まった日、帰宅後
「あーあ、修学旅行楽しみだったのに行きたくなくなってきた…」と浮かない顔。
いつもは家族の中で一番のムードメーカーなんだけど
何だか家の中が暗い・・
おっと、、
これは大変!
早速家族会議。
誰かに代わってもらう?
先生にどうしても無理って言う?
・・と聴くと
それは嫌、とのこと。
そっかあ、、
「じゃんけん負けたのはもしかしたら何か意味があるのかもよ」
「これ乗り越えたら新しい自分に出会えるんじゃない?」
と、だけ伝えて、あとは本当に行かない!ってなったら先生にこっそり相談すればいいかと
見守ることに。
荷造りも全部自分でやって
挨拶の時のセリフが書かれた紙を持ちながら
「こんな小さい声誰にも聴こえないって・・」
「ありがとうございました!って言ったあと、みんなが後について言ってくれなかったらどうしよう・・」とか
不安そうに廊下で練習。
(リビングでやっても私たちに聞こえるの当たり前だからちょっと離れた場所で聞こえるかどうか確認するんだって。さすがザ・ストイック)
まあ、練習してる時点で「大丈夫だな」と思ってはいたけど
旅行の直前に「行きたくないよりも楽しみの方が上回ってきたから行くわ」とのこと。
そういう言葉の言い回しとか、やっぱり人生何回目かなと思わせる次女ちゃん。
ちょっと重たい荷物を背負って出発したので
旅行楽しめるかなあとちょっぴり心配だったけど
学校からの旅行中の一斉メールで
「さきほどお世話になったホテルで退所式を行いました。これから姫路セントラルパークに向けて出発します」という内容が届いたときの安堵感よ!
無事にお役目果たして、これで姫センは思いっきり楽しめるね!!
その日の夕方帰宅後
「どうだった?」と聴いたときの第一声が
「自己肯定感上がった気がする」
ほお!そんな言葉も知ってるのか!
とにかく自信がついたってことね。
ひとつ殻を破って
また新しい自分に出会えたんだね。
これからまだまだたくさん未知の経験が待ってるのだと思うと
ほんと楽しみ。