2019年4月1日。
新しい元号が発表されましたね。
「令和」
まもなく小3になる長女が「新しい時代の始まりに自分が生きてるってすごい!!」と。
子どもでもそんな風に思うんだなあ。
昭和から平成になった時、私は中学1年生。
連日昭和天皇の病状をニュースでやっていたこと、なんとなく暗いムードだったのを思い出しました。
それに比べ今回は雰囲気は明るいけど、やっぱりなんとなくセンチメンタルな気分になります。
最近「命」について考えるからでしょうか。
今年に入り、義理の父が「アルツハイマー型認知症」と診断されました。
義母が脳出血で倒れたのは3年前。
倒れる半年ほど前に初期のアルツハイマーと診断されていた義母。
現在は脳出血による後遺症と認知症とで介護付き施設で、ほぼベッドで寝ている生活を送っています。
そんな義母の元に看病に通いながら一人暮らしをしていた義父の様子も半年前からおかしくなったのです。
義母のところにあまり行かなくなり、自宅に引きこもりがちに。
私たちや孫が訪れても感情があまり動かず、身なりも乱れてきました。
持病の糖尿病も悪化したので強制的に検査入院させたところ、やはり認知症でした。
それから一人息子である私の夫に「お金がない」と何度も電話がかかってきたり、病院を抜け出したと連絡があったり。なかなか大変な状況です。
NPOまで立ち上げて認知症予防の会を主宰していた義母がまさかこんなことになるとは夢にも思わなかったし、子ども好きで孫達の相手が上手だった義父が全然孫達と接さなくなったのも寂しいです。
先の見えない状況。
自分もいつどんな状況に陥るか分からない。
だからこそ「今」を大事にしたいと思うのです。
人の意見を気にしたり、
好きじゃない人に無理に合わせたり、
過去の感情に囚われたり、まだ起きてない先のことを心配したり。
そんな時間はもったいない!!
私自身、ずっと優等生(いい子)で育ち、誰からも嫌われないように、人の目を気にしすぎる人生を送ってきました。
人を癒やすセラピストである以上、「万人に受け入れてもらえる人でいなければいけない」という思い込みもありました。
40歳を過ぎ「自分の残りの人生」を意識するようになり、自分を大切にする生き方にシフトしました。
それによる最初のダメージはなかなかのものでしたが、今は好きな人と好きなことが出来るので幸せです。
そんな私がアロマトリートメントを通して「わたしがわたしに戻れる」時間を提供します。
ぜひ「自分」を感じに来てほしいなと思います。
「私は私の人生を生きた。一番大切なことを一番大切にできた」と思えるような、そんな悔いのない人生を今から生きたいものですね。(野口嘉則著「これでいい」と心から思える生き方)