先日学年末テストだった長女。
いつもここで「私はわたし、彼女は彼女」ということに向き合う時間になる。
・・・
兄が優秀だったのもあって
勉強するのが当たり前の家だった。
80点以上は当たり前
70点台では内心めちゃめちゃざわつく
50点以下とか進学校に入ったばかりの高1の一学期まで取ったことなかった。
テストは優秀だったけど
「これをやりたい」
「これになりたい」
と熱く想えるものはなかったし
厳しかったから友達とお出かけすることもほとんどなかった。
もちろん恋愛系も。
何でも親の言う通りにして
自分で自分のことを決めるのは大学に入るまでなかった。
目標が「国立大学に入る」
それだけだった。
目標は達成したし
そのおかげで「今」があるのだけど
「我が子には違う道を自分で見つけてほしい」と思っていて、
勉強方面はほぼほぼ口出しせず
本人が行きたいと言わない限り塾も通わないスタイルを続けている。
1学期、2学期の頃は
テスト期間中も「勉強してるかな・・」と部屋にお茶を持っていくと寝てたり(寝てるんか~い!)
「史上最高にできた気がする!」と言って満足気に帰ってきたけど・・・(期待しちゃったや~ん!)
「やばーっ」て思うのは私の基準(親子の課題の分離/アドラー心理学)
色々言いたくなるのをこらえて
「うん、まあ、、結構昼寝してたしね。。まだまだ伸びしろいっぱいってことで!!」と謎の励ましをして。
そして今回の学年末。
今回は放課後友達と勉強会をしたり(おかげで昼寝なし)して
1、2学期よりも点数アップしたみたい。
英語の先生が「すごい上がったやん」って声かけてくれたそう。
テストの打ち上げに友達とカラオケに行ったり
映画を見に行ったり
恋をしたり..
わたしができなかった青春を今思いっきり楽しんでいて
そんな彼女の笑顔を見るのが
わたしにとっては何よりのパワーの源。
このまま彼女らしく
彼女の道を選んで行ってもらえたらと思いつつ
まだまだわたし基準の点数メガネが捨て切れずにいるので
そこはわたしの課題。