私は本が好きです。
「本は財産。お金や服は無くなったとしても、本から得られた知識は一生の財産になる」と母親から言われて育ちました。
三人兄妹で父親の事業状況が厳しかったのもあり、おもちゃなどは買ってもらえませんでしたが、本は時々母が買ってきてくれて、実家の本棚にはたくさんの本がありました。でも当時買ってきてくれた本は、「巌窟王」とか、「車輪の下」とか、子どもにはちょっとむずかしいお話で、本は「賢くなるために読まないといけないもの」という感じで、あまり好きではありませんでした。
唯一子どもの時好きだったのは「赤毛のアン」。
空想好きの女の子の話です。私もよく空想ごっこをしていたので共感できたのだと思います。
大人になり自分で本を選ぶようになると、本の魅力がわかるようになり大好きになりました。
娘が赤ちゃんの時は、ベビーカーで寝たらラッキーとばかりに図書館に行って起きるまで本を読んで過ごしたりしました。
今では親子でそれぞれフリータイムを設けて好きな本を探します。
本選ぶの上手いねって言われるのですが、
コツとかあるのかな。
たぶんその時の自分に必要な本が呼んでくれてるんだろうと思います。
だから本屋に行って一冊も買わない日もあるし、数冊買うこともあります。
字を読むことで心を動かされるって人間しかできないこと。
人間に生まれてよかったぁとつくづく感謝!
追伸:ママノワのお客様には私の本をいつでもお貸しします(^^♪