少し前のこと、友人のイベントで
「彩り寿司の盛り付け」というワークショップに参加した。
講師は、河内長野でお店を営む
あや魚さん
あやさんは私よりだいぶ若いけど
以前から何だか大人びたというか
地に足がついた人というか(誰目線?)
ひと味違うオーラを持っているなあと思っている素敵な方。
ワークショップでは
酢飯も具材もすべてあやさんの方で用意してくださっていて
私たちは具を盛り付けるだけ。
でもね、これが意外と難しかった。
「正解はないんです」というあやさん。
そういうのが元々一番苦手なやつ(笑)
お重に酢飯を入れて均したら
そこは白いキャンバス。
どこからどう具を置こうか。
酢飯としばらくにらめっこ。この一筆目が私にとっては勇気がいる作業(いつも大げさですみません)
「和食」は「自然の恵み」。
海のモノ:海老、しめ鯖、いくら、ひらまさの塩麴焼き、ホタテ
山のモノ:ほうれん草、卵、赤かぶ、柑橘、紫蘇、かいわれ、銀杏、レンコン、椎茸
をどれもがお互いを邪魔しないように盛り付けていく。
ついつい与えられた具をぜんぶ使いたくなるけど
お重をよく観察して「引き算」することも大切。
今回のワークショップは単に盛り付けを教わるだけじゃなく
学びの深い時間になった。
国語でもあり社会でもあり家庭科でもあり芸術でもあるのだから
子ども達の授業に取り入れてほしいくらいだよ。